10年・100年後の次世代の未来を考えて
2010年のスタートから、空調機器の設備メンテナンスを中心として、シースリーは歩んで参りました。
地道な営業活動や、協力会社を増やし、販路の拡大を図る事でシースリーの今があります。
空調という、お客様の健康や環境に直結するメンテナンスを行う中で、空調の洗浄で出る産業排水が環境破壊に繋がることを、私たちは何年も前から危惧しておりました。
ただの空調メンテナンス会社ではなく、洗浄による産業排水を無くし地球にもっと優しい会社でありたい。
そして社員が誇りを持てる会社であり続けたい。
そういった思いから当社は、【エコオーバー】を開発いたしました。
エコオーバーは産業排水を排出しない、洗浄水です。私たちは100年後の未来を考え【エコオーバー】とともに歩んで行きます。
代表取締役 飯浜洋一
水質汚染による影響
現代のおける日本の水質汚染の主な原因は、産業排水・生活排水・気候変動です。
産業排水
生活排水
気候変動
生態系の破壊
病気の蔓延
経済的な損害
エコオーバーの開発
エコオーバーの特徴
- 純粋に水のみで業務用エアコンの分解洗浄を行うことができる
- 水のみを使用しているため、産業用廃棄物が出ない
- 化学薬品を使えないので、関わる人・環境すべてに優しい
成分・効果
- 薬剤、先輩と比べて安全性が高い
- 水洗い、すすぎ洗いの時間・使用水量を大幅に減らし施工効率が向上する。
- 抗菌・抗カビ性能を有している。
- 防サビ性能を有している。
- 廃液処理の心配がない(ただしアルカリ濃度をpH 9まで希釈)。
- 被洗浄物を損傷させない。
- 化学物質過敏症を含む、アレルギー体質の方が生活する環境下でも無害な施工を実現できる。
開発までの道のり
創業前より代表の飯浜が施工担当者と業務用エアコンの施工現場に入るごとに、業務用エアコンの分解洗浄の工程において、化学薬品を使って汚れを落とす(剥がす)工程が当たり前となっているに業界に危機感を感じていた。
なぜならば、化学薬品にて掃除されたエアコンはその後、化学物質を伴う風を送風するし、施工担当者もまた薬品の取り扱いを一歩間違えれば皮膚にやけどを負う、「化学やけど」といった炎症を起こしてしまう。
また、エアコン洗浄時に使われた水は産廃物として処理されるか、どこかに流されてしまうという環境負担も大きかった。
この見えない問題に、危機意識をもった代表の飯浜が、薬品を使わず水のみで業務用エアコンを掃除することができないかと地元の国立大学と連携し、数年の試験過程を得て、特許取得及び実践配備へと至った。
特許について
特許名 | 『ウルトラファインバブルを大量に含有する強アルカリイオン電解洗浄水』 |
概要 | 「汚れを落とす」清掃・洗浄作業において、従来の薬剤・洗剤を使用した作業は様々な悪影響を及ぼしている。 1. 被洗浄物の表面を損傷させる。 2. 薬剤そのものの成分が与える作業者の人体(皮膚・呼吸器など)への悪影響 3. 被洗浄物と薬剤の化学反応により、作業者及びその環境下で生活する人々への悪影響 (科学物質過敏症などアレルギーを引き下ろす要因にもなる) 4. 洗浄薬品水の汚水処理など環境負荷が大きい。 5. 薬剤、洗剤の成分を希釈するために、被洗浄物を大量の洗浄水で洗い流す必要があり環境負荷が大きい。 本洗浄水は薬剤、洗剤を一切含有せず、泡(気泡)及びアルカリイオン電解の洗浄力(界面活性作用)を複合させた安心・安全・無害な洗浄水であり、なおかつ、その洗浄力を最大限に高めるために下記性能を有した洗浄水である。 1. 泡は最も高い界面活性作用が期待できるウルトラファインバブルとする。気体は限定せず『空気』とする 2. ウルトラファインバブルの気泡密度が10億個/lmの発生装置を使用し生成する。 3. アルカリイオン電解水はph12.5~13.5の強アルカリイオン電解水とする。 4. 強アルカリイオン電解水の生成における加水分解は苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を一切使用せず水酸化カリウムを使用する生成装置を採用するため、「化学やけど」をしない安心・安全な強アルカリイオン電解水とする。 |